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EffectTextureMaker というのを作りました

· 5 min read
mebiusbox
engineer

EffectTextureMaker はエフェクト用のテクスチャをブラウザ上で作成するツールです。

EffectTextureMaker

きっかけ

少し前からシェーダを再勉強していて、レイマーチングを試してみたところ、真っ先に思いついたのが「これでエフェクトの素材作成に使えるのでは?」でした。 エフェクトには多少思い入れがあって、昔に「Mirage」なんてエフェクトツールを作ったこともありました。

エフェクトのテクスチャは Photoshop などのソフトで作ったり、インターネット上で公開されているものを使ったりすると思いますし、 エフェクト作成ツールの中にテクスチャを生成するなんてものもあったりします。 また、今では Unreal Engine や Unity などのアセットストアでエフェクトそのものを購入するといった方法も定着しているのではないでしょうか。

とはいえ、多くの現場ではテクスチャは自前で作成することが多いと思います。 そんなデザイナや、デザイナ以外の人が簡単に作成できるものを作ってみようと。

なにより、自分が欲しかったんです...

レイマーチング

WebGL というブラウザで 3DCG を表示する技術が発達しており、その技術を使ったサイトも出てきました。 レイマーチングはレイトレーシングの一種で、複雑な図形を距離関数を使って少ないプログラムコードで記述することが出来ます。 この WebGL と レイマーチングの技術の進歩でブラウザ上での美麗な CG のレンダリングが出来るようになり、多くの作品が作成されています。 例えば以下のサイトで作品を観ることができます。

EffectTextureMaker ではその技術をエフェクトのテクスチャ作成に使っています。

現在作成できる種類は 31種類

001

パラメータを調整することで、形を変えることが出来たり、アニメーションの挙動を変えることが出来ます。

ノーマルマップの作成

すべての形状でノーマルマップの作成が出来ます。

色の調整はカラーバランス

カラーバランスはシャドウ、中間、ハイライト部分ごとに色を調整することが出来ます。 すべての種類はグレイスケールですが、一部の種類は独自の色を持っているものもあり、パラメータで調整することが出来ます。

テクスチャの保存

テクスチャとして保存する場合はブラウザの画像保存機能を使います。そのため、画像フォーマットはブラウザがサポートしている形式になります。

スプライトシートの作成

爆発などのテクスチャはスプライトシートのような連続した画像を並べて作成します。 このスプライトシートの作成機能も備わっています。

今後の予定など

  • 似たようなパラメータ名が多く混乱しやすいため、一部のパラメータは共通化したいです。
  • カラーバランスはシャドウ、中間、ハイライト部分で調整が可能ですが、調整が難しい。トーンカーブもあるといいかも。
  • 種類を増やす。ノイズや歪みなど
  • ヘルプの作成

最後に

何か要望があればご連絡ください。

ComicPicker 0.6.5 リリース

· One min read
mebiusbox
engineer

実は以前からダウンロードファイルが 0.6.5 になっていたんですが、正式にアナウンスしていませんでした。

ダウンロードはこちらから。

以下、更新内容です。


0.6.5

  • New: 抽出時のファイル名のパターンを選択できるようにしました。
  • 「書庫ファイル名+ページ番号」
  • 「日付+ページ番号」
  • 「オリジナルのファイル名」

0.6.4

  • Fixed: 画像ファイルが大きいサイズだと応答しなくなる不具合を修正.
  • New: 「次のファイルへ」「前のファイルへ」を追加

ImageStack 0.0.1 リリース

· 4 min read
mebiusbox
engineer

ImageStack というソフトを公開しました。 もともと個人用に作ったものですが、少し調整して公開することにしました。 設定ファイルを直接編集するため、ユーザーには優しくありません。申し訳ないです。 それでも使ってくれたなら幸いです。

ダウンロードは以下から。

以下、詳細です。


ImageStack 0.0.1

ImageStack は画像整理ソフトです。 大量の画像をボタン一発で振り分けることが出来ます。

動作環境

Windows10 64bit

使い方

ファイルリストから画像を選択するとプレビュー表示されます。 画像を確認して、パレットウィンドウから移動したいフォルダボタンを押すことで画像ファイルを移動します。 画像を移動すると、次の画像ファイルに自動で切り替わりますので、フォルダボタンを押して整理していきます。

ウィンドウ

Explorer(エクスプローラ)

フォルダーツリーです。 デスクトップ以下のフォルダをツリー構造で閲覧・選択することができます。

FileList(ファイルリスト)

ファイルリストです。 現在のフォルダにあるファイル・フォルダが表示されます。

Preview(プレビュー)

プレビューです。 現在選択しているファイルの画像が表示されます。

Palette(パレット)

パレットです。 フォルダボタンが表示されます。

フォルダボタン

パレットウィンドウに表示されるフォルダボタンは items.json ファイルでカスタマイズできます。 items.json ファイルは JSON 形式です。 例えば、C:\images\背景 のフォルダへ移動するボタンを追加する場合、

[
{
"Name":"カテゴリ1",
”Items":[
{
"Name":"背景",
"Path":"C:\\images\\背景"
}
]
}
]

となります。最初の Name はカテゴリです。Items はカテゴリに属するボタンの集まりです Items には NamePath をセットで指定します。 Name はボタンに表示される名前、Path は移動先のフォルダパスになります。 複数のボタンを追加する場合は Items に追加します。また、カテゴリは何個でも追加できます。

あるフォルダに入っているサブフォルダをすべて登録することが出来ます。 例えば C:\images\背景, C:\images\人物 があったとき、C:\images を登録する場合は

[
{
"Name":"images",
"Path":"C:\\images"
}
]

となります。カテゴリ images背景, 人物 のフォルダボタンが追加されます。 また、この方法で登録したカテゴリには New Folder... ボタンが表示され、新規フォルダをすぐに作成することが出来ます。

例えば items.json は次のようになります。

[
{
"Name":"カテゴリ1",
"Items":[
{
"Name":"背景",
"Path":"C:\\images\\背景"
}
]
},

{
"Name":"images",
"Path":"C:\\images"
}
]

サポート

mebiusbox@gmail.com までご連絡ください。

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