リニューアル:Docusaurusへ移行
サイトをリニューアルしました.そして、数年振りのブログ更新です. 自分のサイトを持つ意味があまりなくなってきている感じはしますが、もはや学習も含めて新しいフレームワークを使ってみるテストになりつつあります.
Docusaurus
これまで、WordPressやMkDocs、Jekyllなどを使ってきました.今回は Meta(旧Facebook)製 Docusaurus v2 を使いました.
なぜ、Docusaurusにしたのか.
それはReactを使いたかったから.あとは、バージョン指定だったりAPIなどに対応したサイトも作れるということで試してみたかった.まだまだReactやらTypeScriptに慣れていないこともあって、Docusaurusを使う前にある程度学習したおかげか、ここまで作るのに4,5日程度でした.Jekyllで使っていたMarkdownは多少の調整は入ったものの、ほぼそのまま移行できているのであまり苦労はしなかったです.環境を構築できればかなり楽かなとは思います.まあ、それはどのフレームワークでも同じことが言えます.
ReactとMDX
やはり目玉はこの2つ React と MDX です. React はUIフレームワーク、 MDX はマークダウンの中に JSX を使用することができる機能です. JSXはJavaScriptの拡張構文で、JavaScript内にタグ構文をその まま使用できます.今、 React や MDX という表示がありますが、まさにこれがReactコンポーネントです.ちなみに、 codeタグで囲むと、 React
, MDX
というようになります.このブログのソースファイルはマークダウン形式であり、Reactコンポーネントを使用できます.しかも簡単に.ただ、通常のマークダウンは MDX と互換がありますが、MDXは通常のマークダウンとは互換がありません.
Docusaurusで構築するときにReactコンポーネントを使って構築しなければならないかと言われればそうではないです.マークダウンファイルだけでも十分構築できます.今回のサイトではトップページのみ JSX で構築していますが、それ以外のものはすべてマークダウンを使っています.
静的サイトジェネレータとしての比較
個人的な所感に基づいて、以下のドキュメントサイトを生成するツールの使い分けみたいなのを書いておきます.
単にブログを書きたいなら
ブログサービスを使いましょう.静的サイトを使う理由がとくにないです.
ブログをマークダウンで書きたいけど、githubで管理したい
Jekyllを使いましょう.GitHubが標準でサポートしています.お手軽ですし、こだわりたいならテンプレートを使ってレイアウトを自分で構築してカスタマイズできます.