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FileHammer 64bit 版について

· 約2分
mebiusbox
engineer

開発日誌的な感じで書いていけば,ネタのために開発を進めるんじゃないかなと安直的な考えです.

表題の通り FileHammer 64bit 版を開発しています.使っているライブラリも古かったので,どれも最新に. 画像処理の一部で CxImage というのを使っているのですが,画像関連は OpenCV にまとめようかなと.

あと,動画コーデックのために Sinku.dll を使っているのですが,64bit 版が無いようですし,サポート打ち切ろうかなと. その代わりに OpenCV でも動画扱えるようなので,そちらを使うようにしてみます.

あとはハッシュに xxHash を追加しようと思っています.

まずは機能追加は後にして 64bit 版で今まで通り動くところまで進めたいですね.

DiskCatalogManager について

· 約5分
mebiusbox
engineer

気づいたら前回の投稿から1年経過していました. 何というか,去年はなかなか思い通りに行かなかった気がしていますが,英語・数学を再勉強して,Qiita に技術的な記事を投稿したりと,新しいことをやったりもしました.

話が変わって,フリーソフトウェア開発ですが,何度か再開すると言っておきながら相変わらずアクションを起こせていないのはダメですね. あんまり,そういうことは言わない方が良さそうです. とは言うものの,個人的には何とかしたいところではあります.とりあえず,Visual Studio 2015 に変えて 64bit 化,使用しているライブラリのバージョンアップなど,少し作業を進めています.一応「FileHammer」の 64bit 版が動作するところまでいきました.いずれ公開できればいいかなと思います.

DL数を見てみると,結構多いなと思ってびっくりしています.特に Mebiusbox2 が想像以上にDLされており,そしてほぼ全員がこれ使えないねと思ったことでしょう.まあ,実験的な機能を入れて色々やってみたものの不安定ですからね.

全体的に開発が止まっているのは他でもない私自身が使わなくなったことが大きいです.ROM に焼くこともしなくなりましたし.FileHammer もずっと使っていません.まあ,使う気がなくなったというよりかは,別の作業で一杯一杯という感じです.ちょっとしたソフトウェアは作っているので,開発自体は全くしていないという訳ではないです.

ちょっと前置きが長くなりましたが,本題の DiskCatalogManager について,まあ,問い合わせもいくつか頂いているので,使っている方もいらっしゃるようで大変嬉しいです.いまだに,代わりのソフトはないのかなと思ったりもします.いや,もうあるのかな. 「カタログデータが読み込めなくなった」とか,「カタログ作成中にエラー」といった報告をもらっています.いやはや,申し訳ないです. ちょろっと検索してみたところ,気づいている人もいるようで,カタログデータを1ファイルにしていることの限界が来たということですね.大量のサムネイル作成による肥大化によるもののようです.64bit にすれば,扱えるファイルサイズも増えるので一時しのぎにはなりそうですが,根本的な解決にはなりません. とりあえず,ディスク単位でカタログファイルを作れば問題ないんじゃないかなって考えてはいます.不要なカタログデータもファイル単位で削除すれば良いわけです.あとは,カタログファイルの形式が独自なんですが,SQLite にしたいかなと思っていたり.といった感じで色々思うこともあるので,そのうち 3.0.0 開発版みたいな感じで出すかもしれません.テストには協力してもらう感じで.

ではでは.

EffectTextureMaker というのを作りました

· 約5分
mebiusbox
engineer

EffectTextureMaker はエフェクト用のテクスチャをブラウザ上で作成するツールです。

EffectTextureMaker

きっかけ

少し前からシェーダを再勉強していて、レイマーチングを試してみたところ、真っ先に思いついたのが「これでエフェクトの素材作成に使えるのでは?」でした。 エフェクトには多少思い入れがあって、昔に「Mirage」なんてエフェクトツールを作ったこともありました。

エフェクトのテクスチャは Photoshop などのソフトで作ったり、インターネット上で公開されているものを使ったりすると思いますし、 エフェクト作成ツールの中にテクスチャを生成するなんてものもあったりします。 また、今では Unreal Engine や Unity などのアセットストアでエフェクトそのものを購入するといった方法も定着しているのではないでしょうか。

とはいえ、多くの現場ではテクスチャは自前で作成することが多いと思います。 そんなデザイナや、デザイナ以外の人が簡単に作成できるものを作ってみようと。

なにより、自分が欲しかったんです...

レイマーチング

WebGL というブラウザで 3DCG を表示する技術が発達しており、その技術を使ったサイトも出てきました。 レイマーチングはレイトレーシングの一種で、複雑な図形を距離関数を使って少ないプログラムコードで記述することが出来ます。 この WebGL と レイマーチングの技術の進歩でブラウザ上での美麗な CG のレンダリングが出来るようになり、多くの作品が作成されています。 例えば以下のサイトで作品を観ることができます。

EffectTextureMaker ではその技術をエフェクトのテクスチャ作成に使っています。

現在作成できる種類は 31種類

001

パラメータを調整することで、形を変えることが出来たり、アニメーションの挙動を変えることが出来ます。

ノーマルマップの作成

すべての形状でノーマルマップの作成が出来ます。

色の調整はカラーバランス

カラーバランスはシャドウ、中間、ハイライト部分ごとに色を調整することが出来ます。 すべての種類はグレイスケールですが、一部の種類は独自の色を持っているものもあり、パラメータで調整することが出来ます。

テクスチャの保存

テクスチャとして保存する場合はブラウザの画像保存機能を使います。そのため、画像フォーマットはブラウザがサポートしている形式になります。

スプライトシートの作成

爆発などのテクスチャはスプライトシートのような連続した画像を並べて作成します。 このスプライトシートの作成機能も備わっています。

今後の予定など

  • 似たようなパラメータ名が多く混乱しやすいため、一部のパラメータは共通化したいです。
  • カラーバランスはシャドウ、中間、ハイライト部分で調整が可能ですが、調整が難しい。トーンカーブもあるといいかも。
  • 種類を増やす。ノイズや歪みなど
  • ヘルプの作成

最後に

何か要望があればご連絡ください。

ComicPicker 0.6.5 リリース

· 約1分
mebiusbox
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実は以前からダウンロードファイルが 0.6.5 になっていたんですが、正式にアナウンスしていませんでした。

ダウンロードはこちらから。

以下、更新内容です。


0.6.5

  • New: 抽出時のファイル名のパターンを選択できるようにしました。
  • 「書庫ファイル名+ページ番号」
  • 「日付+ページ番号」
  • 「オリジナルのファイル名」

0.6.4

  • Fixed: 画像ファイルが大きいサイズだと応答しなくなる不具合を修正.
  • New: 「次のファイルへ」「前のファイルへ」を追加

ImageStack 0.0.1 リリース

· 約4分
mebiusbox
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ImageStack というソフトを公開しました。 もともと個人用に作ったものですが、少し調整して公開することにしました。 設定ファイルを直接編集するため、ユーザーには優しくありません。申し訳ないです。 それでも使ってくれたなら幸いです。

ダウンロードは以下から。

以下、詳細です。


ImageStack 0.0.1

ImageStack は画像整理ソフトです。 大量の画像をボタン一発で振り分けることが出来ます。

動作環境

Windows10 64bit

使い方

ファイルリストから画像を選択するとプレビュー表示されます。 画像を確認して、パレットウィンドウから移動したいフォルダボタンを押すことで画像ファイルを移動します。 画像を移動すると、次の画像ファイルに自動で切り替わりますので、フォルダボタンを押して整理していきます。

ウィンドウ

Explorer(エクスプローラ)

フォルダーツリーです。 デスクトップ以下のフォルダをツリー構造で閲覧・選択することができます。

FileList(ファイルリスト)

ファイルリストです。 現在のフォルダにあるファイル・フォルダが表示されます。

Preview(プレビュー)

プレビューです。 現在選択しているファイルの画像が表示されます。

Palette(パレット)

パレットです。 フォルダボタンが表示されます。

フォルダボタン

パレットウィンドウに表示されるフォルダボタンは items.json ファイルでカスタマイズできます。 items.json ファイルは JSON 形式です。 例えば、C:\images\背景 のフォルダへ移動するボタンを追加する場合、

[
{
"Name":"カテゴリ1",
”Items":[
{
"Name":"背景",
"Path":"C:\\images\\背景"
}
]
}
]

となります。最初の Name はカテゴリです。Items はカテゴリに属するボタンの集まりです Items には NamePath をセットで指定します。 Name はボタンに表示される名前、Path は移動先のフォルダパスになります。 複数のボタンを追加する場合は Items に追加します。また、カテゴリは何個でも追加できます。

あるフォルダに入っているサブフォルダをすべて登録することが出来ます。 例えば C:\images\背景, C:\images\人物 があったとき、C:\images を登録する場合は

[
{
"Name":"images",
"Path":"C:\\images"
}
]

となります。カテゴリ images背景, 人物 のフォルダボタンが追加されます。 また、この方法で登録したカテゴリには New Folder... ボタンが表示され、新規フォルダをすぐに作成することが出来ます。

例えば items.json は次のようになります。

[
{
"Name":"カテゴリ1",
"Items":[
{
"Name":"背景",
"Path":"C:\\images\\背景"
}
]
},

{
"Name":"images",
"Path":"C:\\images"
}
]

サポート

mebiusbox@gmail.com までご連絡ください。

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